HIVの即日検査と通常検査の違いとは?

結果が出るまで時間のかかる通常検査

一般的な医療機関や保健所で行われているHIVの検査は、「通常検査」と呼ばれています。

通常検査では、血液を採取してからPA法、EIA法、クロマト法といった複数のスクリーニング検査を行い、HIVに感染しているかどうかの結果を判断します。

上記の検査でHIVが陽性となった場合には、間違いがないように改めてWB法という別の検査方法を使って、確認検査を行います

このように、通常検査では複数のHIV検査を行いますので、陰性の場合でも、陽性の場合でも、一律して検査結果の報告が1~2週間ほどかかります。

通常検査は時間がかかるというデメリットもありますが、1~2週間後には確定の診断をもらうことができるというメリットもあります。

HIV即日検査の意外と知らない落とし穴!?

HIV検査の中でも、特定の医療機関・保健所では、迅速な検査結果をウリにしている「即日検査」を受けることができます。

即日検査というと、「検査をしたその場で結果が分かる」と思いがちですが、実はこの情報は半分間違っています

HIVの即日検査では、採決をした後、迅速法と呼ばれる方法でスクリーニング検査を行います。

この迅速法という検査方法は、検査をしてから約30分で陰性か陽性かの判別を行うことができるため、即日検査結果が分かるのです。

迅速法を用いたHIV検査で陰性判定であれば、すぐに結果を聞いて帰宅することができますが、陽性の場合は再度検査を行わなけなければなりません

スクリーニング検査は非常に精度が高いため、陰性の人は確実に陰性になりますが、陽性の中には「本当にHIVに感染している人」と「HIVに感染しているかもしれない人(偽陽性)」とがいるため、迅速法の検査だけでは確実な判断できないのです。

ですから、診断を確実にするために、迅速法で陽性判定の場合は改めて確認検査を行わなければならず、その場合はさらに1~2週間後に検査結果を病院や保健所へ聞きに行く必要があります。

HIVを性病検査キットで行う場合

性病検査キットのHIV検査は即日検査なの?

性病検査キットのHIV検査では、提供している会社によって検査にかかる日数が異なりますが、基本的には即日検査と同じく陰性であれば1日、陽性・偽陽性であれば少し検査に時間を要します。

性病検査キットのHIV検査は、医療機関や保健所で受けるHIV検査と同等の精度で検査を行うことができます。

そのため、確認検査を含めて1週間以内で結果がわかる性病検査キットで検査を受けるのが、最も早くHIVの検査結果を知ることができる方法です。

医療機関や保健所でHIV検査を行うと、病院での待ち時間や移動時間などがかかるため、検査結果を待つ以外にも様々な時間がかかりますが、性病検査キットであれば、WEBサイトやメール、電話などで結果を知ることができますので、無駄がありません。

また、医療機関でのHIV検査は有料となり、症状がなければ自費診療となるため1回5,000~10,000円の検査代に初診料などの受診費用がかかってしまいます。

性病検査キットであれば、自費でのHIV検査よりも安く余計な費用もかからないため、経済的な面でも安心できます。

性病検査キットのHIV検査所要日数

サイト 価格 検査日数
ふじメディカル3,300円~検体到着後、最短2日
※陽性の場合、確認検査なし
GME医学検査研究所3,440円~検体到着後、最短翌日(夕方)
※陽性の場合は、自動的に確認検査を実施(最長1週間)
STD研究所4,968円~検体到着後、1~5日
※陽性時の確認検査を含む
セルシーフィット4,320円~検体到着後、最短翌日
※陽性の場合は、自動的に確認検査を実施(最長10日)

HIVの検査方法や兆候などの症状に関してはHIV・エイズ検査キットの使用方法と費用で詳しく解説しているので、確認してみてください。